補修もまた楽しみのうち

写真でおわかりいただけるでしょうか。プラモデルの製作中、誤って白いパーツを折ってしまったので、瞬間接着剤でガチガチに固めた痕跡が。

本来は白い外装パーツの丸い軸を濃いグレーの骨組みに挟み込むようになっているのですが、説明書の記述通りにはめ込もうとした時点で、白いパーツの軸と外装の境目が折れてしまいました。そんなに脆い構造には見えなかったのですが、なにせ購入してから7年ほどたった代物で、経年劣化で折れやすくなっていたのかもしれません。部品単位で注文もできるのですが、それは最後の手段として、まずは手持ちの部品を補修することを考えました。

瞬間接着剤を垂らし、折れていない反対側と見比べながら、慎重に部品を正しい位置に持っていく。とりあえず固定できたら、あとは乾くまで待つ。ここで焦って乾く前に動かしてしまい、何度やり直したことか。

「瞬間」接着剤といえども、一瞬では固まりません。それに、ここは完成後に動かす部分でもあるので、なおのこと強度が求められます。だからこそ、完全に固まりきるまで油断はできない。とりあえず一晩おいて、動かしてもズレないことを確認してから組立作業に戻ります。これでも固定しきれないようなら実績のある超強力タイプの接着剤を使い、それでも駄目なら部品注文で。

プラモデルはただ組み立てるだけでも楽しいのですが、こうやってトラブルに見舞われても自力で補修し、さらに塗装したりと手を加えると、完成したときの喜びはまた格段に上がります。そうして完成する日を夢見て、今日も少しずつ作業を進めていきます。